【超初級からクラシックまで】勉強になるフランス語の歌12曲

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Coucou ! ほたです。

今日は音楽を楽しみながら歌詞を勉強できる、おすすめのフランス語曲を超初心者向けの童謡からクラシックなものまで12曲紹介します。

洋楽から外国語に興味を持つ方って多いのではないでしょうか。フランス語の歌はフランス語特有の流れるリズムと響きがとっても素敵。

歌詞がついているものがほとんどなので、是非意味を考えながら歌って楽しんで下さい。

 

初心者向け、童謡

L’araignée Gipsy

クモのジプシーが軒をのぼって落ちるっていうとっても短い童謡。
シンプルな歌詞はたったの6行!子供とも一緒に歌えます。

 

Sur le Pont d’Avignon

「アヴィニョンの橋の上で踊ろう、踊ろう」という有名な童謡。
アヴィニョン橋はフランス南東部にあるアヴィニョンという街にある橋です。

 

アニメ曲

Libérée délivrée – La Reine des Neiges

みんな知っているアナ雪 Let it go のフランス語版です。こちらはカラオケverなので歌詞を見ながら一緒に歌えます。

フランス語タイトルだと Libérée délivrée「解放された」という意味。聞く分には音変化が無いので分からないけど、エルサが女性だから Libérée/délivréeともにeがついてるんですね。

 

Loin du froid de décembre – Anastasia

アナスタシアというディズニー映画(元々は違うけど会社がディズニー傘下になった)の挿入歌です。凛と切なく美しい冬の歌。歌詞がきれい。

こちらは歌詞のみだけど、ぜひ舞踏会でアナスタシアがかつて栄えた自国のプリンセスとして踊る映像と一緒に見てください。元々はOnce Upon A Decemberという英語曲です。

 

映画挿入歌

Les parapluies de Cherbourg

映画「シェルブールの雨傘」の挿入歌です。恋人のギーが戦争に行くことになり、「あなた無しでは生きていけない、行かないで、死んでしまう…」という歌。歌詞付きの動画もたくさん上がっています。

0:48から映像と共にどうぞ。とにかく若き日のカトリーヌドヌーヴに惚れ惚れします。ただし歌っているのはドヌーヴではありません。

 

La Nuit

映画「コーラス」の挿入歌です。このシーンでソロで歌っているピエール役のジャン・バティスト・モニエ君の声は天使の歌声と言われており、透き通るボーイソプラノに耳が癒され心が洗われます。

フランス語の響きとすごく合っているし、メロディーもかなりゆっくりな為十分歌詞を追いながら聞けると思います。

問題児ばかりの寄宿学校でコーラスを通し子供たちが心を開いていくストーリーなので劇中歌が沢山あり、どれも素晴らしいので是非映画丸ごと見てください。私のおすすめは Vois sur ton chemin「途中でみてごらん」と Caresse sur l’océan「海への想い」です。

 

Pas sur la bouche

アメリで有名なオドレイ・トトゥが出ている軽快なオペラッタ映画の表題曲です。(この曲にはオドレイ・トトゥは出ていません)

Un baiser(キスして)Pas sur la bouche !(口はダメ)という歌。この男性は口は話すためにあってキスする為じゃない、他はキスして良いけど唇はダメというキス恐怖症なのです。

 

クラシック

Les Feuilles mortes

「枯葉」としてすでに日本でも有名なジャック・プレヴェールによって書かれた詩。本当に秋に聞きたくなる名作です…秋じゃなくても良いんですけど。とにかく沁みます。

文法的な話をすると半過去形が出てきて、全体的に歌詞も難しくないので初心者の方にもおすすめ。

 

Est-ce que tu viens pour les vacances ?(David et Jonathan)

今は街を離れた昔の恋人に「ヴァカンスはこっちに戻ってくるのかい?」という80年代の歌。

フランスのラジオで紹介されていたけど、フランス人はこの歌を聞くとノスタルジックな気持ちになるらしいです。古き良き時代という感じがするメロディーが心地よくて、フランス人じゃなくても何か湧き上がるものがあります。

 

Je ne veux pas travailler (Pink Martini)

この映像ではモデルさんが演じてくれていて本当にイメージぴったり。

「働きたくない、食べたくない、ただ忘れたいだけ、タバコを吸うの」と気だるくてかっこいいパリジェンヌ感が漂う歌です。歌詞がいかにもっぽい雰囲気があるからか、歌としてはどちらかと言うと外国人の方に人気がある様子。

 

近年の歌

Toutes ces choses(Céline Dion)

本当に私が今まで聞いた中で一番美しい歌詞だと思っている、セリーヌ・ディオンのフランス語曲。歌詞は概要欄にあります。

フランスにいた時学校の先生が「車で聞いて泣いちゃった」と言っていました。是非とも、ゆっくり歌詞を読んでほしいです。

セリーヌ・ディオンの長年公私ともにパートナーだった旦那さんが亡くなった後に出た復帰作のアルバムの一曲で、その背景を思うとさらに切なくなります。

 

Balance Ton Quoi(Angèle)

流行ったベルギーのシンガーソングライターAngèleの、可愛くもピリッと皮肉がきいた歌です。

セクハラや性的暴行体験をSNS上で告白・共有する#MeToo運動が、フランスでは#balancetonporc 「豚野郎を告発せよ」運動であり、Balance Ton Quoiというのはその運動のことを示しています。

このMVも面白いのですが、内容に反して全体的にポップな感じで中毒性があります。

 

 

 


じっくり訳詞すると著作権に引っかかってしまうので紹介にとどめました。気に入るものは見つかりましたか?

A bientôt !

 

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