Coucou ! ほたです。
前回はパリのいちおし映画博物館を紹介しました。
旅行記3回目はパリを離れ、ロワールのお城巡りです。
旅の4日目からオルレアン近くのフランス人友人夫婦宅に来ました。滞在中に連れて行ってもらったアンボワーズの街と、アンボワーズ城とクロ・リュセ城を紹介します。
アンボワーズ城
アンボワーズ城(Château Royal d’Amboise)は比較的コンパクトで可愛いお城です。
入場料は16ユーロ。
曇り空でもキレイ
こちら側からは街を一望でき、また奥にはひっそりとレオナルド・ダ・ヴィンチの墓碑もあります。
見学でお城に入るとまず入り口でタブレットを渡されました。
これでお城内にあるコードを読み取り、タブレットをかざしながら見学すると当時のその場所の様子が連動して映ります。まるで時間旅行をしているみたい!すごくよく出来ていてこれには本当に驚きました。
間取りが一緒なので当時との違いを探すのも楽しい。
途中に馬で通る用の通路で永遠にぐるぐる昇っていく場所があるのですが、その時も連動してタブレット上で馬が移動していて和みました。可愛いシステム!
来たのは2月18日だったけど、城内はまだバレンタイン仕様でした。
友達はこれらの演出を C’est gnangnan !(わざとらしく甘ったるい〜というニュアンス)と言っていて私も少し同感(笑)
一番気に入ったのは暖炉に火がついていたこと!
かなり良い雰囲気を醸し出していました
お城の上から見るロワール川
面白い発見もいくつか。
se laisser fondre dans ses bras(好きな人の)腕の中で溶けるという成句とチョコをかけているなぞの展示に…
肖像画のタイトル。昔の書き方でROYneをReineと読みます。Roi「王様」にneをつけて女性形にしたのですね。
そしてアンボワーズ城内のギフトショップは洗練されていておすすめ。おしゃれなお土産が見つかります。貴族仕様な美しいボールペン一本6.5ユーロ。
アンボワーズ城内のギフトショップが土産屋感が強すぎず値段も高すぎず、めっちゃ好みだった!すごくおすすめ🥰
ボールペンあまりに素敵で全色買った pic.twitter.com/wDNVvHR3kW
— ほた (@hotatefrancaise) February 20, 2024
魅力が詰まったお城です。
クロ・リュセ城
アンボワーズ城から徒歩で別のお城へ。
クロ・リュセ城(Château du Clos Lucé)はレオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごした場所です。お庭へのアクセス付きで入場料は高めの19ユーロ。企画展を見る場合はプラス料金。
お城というより博物館
中はダヴィンチの暮らした様子や発明品の数々が展示されています。
用途は分からないけど何かを掻き立てられる気持ち!
行きの飛行機の中で何気なく「ダヴィンチ・コード」を見たのに…もっと真剣に見ておけば…(笑)文章の解読に鏡に写して読んでいたことだけ覚えていたのでこれか!と思いました。
モナリザの複製や至る所にダヴィンチの言葉も飾ってあります。
ダヴィンチの言葉
Reprends l’ami en secret
et loue-le en public.ざっくりを言うと「友達を咎める時には2人の時に、でも人前では褒めるように」っていう処世術のような話(多分) pic.twitter.com/AcuOLpkXHH
— ほた (@hotatefrancaise) February 19, 2024
あとここはお庭がフランス人に人気で夏は本当に人がいっぱいらしいですが、今の季節は何も咲いていませんでした。
これはこれでいいかも
ダヴィンチ発明の大掛かりな機械がたくさんあって子供は結構楽しんでいました。
お庭の素敵な季節にも来てみたいです。
アンボワーズの街
ここに向かうまでもロワール川沿いの美しい街並みをたくさん見ることが出来ました。
月曜日に来て結構お店が閉まっていましたが、ロワール地方っぽい可愛い街。
お昼はアンボワーズ城前のイタリアンレストランで食べました。こちらはフランス人の友達も大絶賛で本当に美味しかった!お値段に対してピザも大きい!とてもおすすめ。
ピザやパスタは13~16ユーロ。
そして私の地元神戸で有名なパン屋さん、ビゴ(Bigot)。実はこの店の親戚だとか。なんという縁。狙っていたのに定休日…
片側がパティスリー、片側がカフェになっています。
またアンボワーズ城からクロ・リュセ城に向かう途中にある家々も洞窟に埋め込んで作られていて興味深いので注目してみて下さい。
昔からあまりお城に興味はないと思いきや、かなり楽しめました。というか小さい発見が色々楽しくなりました。フランス語を勉強しているおかげかな。
ロワール地方は他にも古城が密集しているので好きな方にはとても良いと思います。
A bientôt !
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