Coucou ! ほたです。
何てことないのに上手くフランス語で言えないこと。
今まで私自身が「上手くフランス語で言えない!」と悩み、「フランス人はこう言うのか!」と気付く度にメモしてきた言い回しやフレーズを紹介するコーナーです。
前回はこちら↓
「~のつもりは全くない」をフランス語で言うには?
表現しずらい日本語をフランス語らしく言う為のアイデア。「~のつもりは微塵もない」「全くそのつもりじゃない」をフランス人はどう表現するのか考えます。
表現に絶対的な正解はなく紹介するのはほんの一例ですが、何かの手がかりになりますように。
「~にも色々ある」「一概に言えない」
Il y a A et A.
Aには同じものが入ります。
動詞、名詞と入れられますが動詞は不定形、名詞は無冠詞のところがポイント。
表現のニュアンス
一般的には良くないとみなされているものでも実は良い面もあると言う時の「色々ある」とか、「一概には言えない」「一括りには出来ない」と物事の他の面にも意識を向けさせる表現です。
たったこれだけのシンプルな型でかなり広い意味をカバーできてしまうので便利。
例文:
漫画にも色々ある(意:漫画はただの娯楽だと思われがちだが、勉強になったり為になるものもたくさんある)
Il y a mangas et mangas.
応用例
一口にワインと言ってもピンキリだよ。
Il y a vin et vin.
訳例:産地も価格帯も質もワインはひとくくりにはできない。
本を読むにも色んなやり方があるからね。
Il y a lire et lire.
訳例:ただ何となく流し読みしているのと、文法を意識しながら精読するのとは全然違う。
嘘も方便。
Il y a mentir et mentir.
訳例:人を傷つけないための優しい嘘もあれば、悪意のこもった嘘もある。
この言い回しはまだまだ色んな応用が出来そうですね。
A bientôt !
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