Coucou ! ほたです。
何てことないのに上手くフランス語で言えないこと。
今まで私自身が「上手くフランス語で言えない!」と悩み、「フランス人はこう言うのか!」と気付く度にメモしてきた言い回しやフレーズを紹介するコーナーです。
前回はこちら↓
表現の仕方に絶対的な正解はなくほんの一例ですが、何かの手がかりになりますように。
「苦手・得意」「疎い・強い」
être doué(e)
doué(e) は才能に恵まれたという形容詞。être fort(e)でも同じ意味です。
何についてのことなのかは pour や en の前置詞をつけますが、名詞を入れる場合は pour / en どちらか、動詞を続ける場合は pour のみ。
不得意については faible などを使うよりも fort か doué を否定形にする方が自然です。
「それほど」など程度の強弱は très や trop でOK。
表現のニュアンス
実際は才能と呼ぶまで秀でたことではなく、単に得意・不得意を話す時に使える気軽な表現です。
元から備わっている資質によって(不)得意なこと、後から努力で得た能力によって(不)得意なこと両用に使えます。
例文:
スピーチ/ お菓子作りが得意。
Je suis doué pour les discours. / pour faire des gâteaux.
絵を描くこと / スポーツ / 英語は苦手。
Je ne suis pas doué en dessin. / en sport. / en anglais
応用例
お上手ですね!
Vous êtes doué !
具体的なものを示さなくても、咄嗟の誉め言葉にもつかえます。
私、結構上手でしょ?
Je suis plutôt douée, pas vrai ?
plutôt で「結構、かなり」と強調することも。
ファッションとか、そういうのには疎いんですよ。
Je ne suis pas très doué pour des choses comme la mode.
俺たち男ってのは、そういうのは得意じゃないもんなんだ。
Les hommes, on est pas très doués là-dessus.
là-dessus 「その点について」。ここでの on は les hommes とイコールなので自分が男性の場合。
会話では音的に性別一致を考えなくて良いので、個人的には être fort(e) より doué が好きです(笑)
A bientôt !
コメント
お上手ですね!Vous êtes doué !が気に入りました。
話は変わりますが、巷で話題の「倉方フランス語文法講座」がさっき届きました。
こちらの出版社はなんとカタカナでトレフル出版です。驚きました。(ほたさんならわかって頂けると思いますが)☘️🥰
内容をチラッと見たのですが堅苦しくはなく、むしろ柔らかめです。練習問題もあります。
昨日気になって、わざわざ家宝の朝倉様で調べた複複合過去(重複合過去)もチラッとですが載ってました。
文法書といえば、ほたさんのお気に入りの「北鎌文法講座」も大好きでプリントアウトして製本して保管してます。代名動詞の直接目的語、間接目的語の説明は非常にわかりやすく、私はこれで理解できました。あと、広文典も好きです。(NHKのやつは私には日本語の説明がわかりにくいので売りました。)
ほたさんとはレベルが違いすぎるのですが、私も会話が苦手なので、そういう私にとってほたさんのブログは非常に参考になります。落ち込むのは向上心の表れですね。
会話能力は運動能力に近いのでは、と常々感じています。
Hélène様
こんにちは。トレフルですか!あのカフェを彷彿とさせますね☘️
あまり情報通ではないので恥ずかしながら「倉方フランス語文法講座」なるものが巷で話題とは知りませんでした(笑)アマゾンで見てみましたがとても良さそうですね。
「北鎌文法講座」をご自分で製本とは、素晴らしい✨私自身は文法はあまりしていないので見習わないといけないと感じました。
ブログが参考になるとのこと、とても嬉しいです。向上心を忘れずお役に立てる記事を書ける自分になりたいと思います。
確かに運動に近いでしょうね。私も同じ意見です。お互いにがんばりましょう!😊